国道では鹿との衝突に注意する (2)

夜間の衝突危険性

さて、それでは実際に鹿と衝突しないためにはどうしたら良いのでしょうか。それは鹿との衝突事故が起きる時間帯にヒントがあります。道路上での猫との衝突事故もそうなのですが、鹿との衝突事故が起きるのはほとんどが夜間です。管理人の知る限りでも昼間に鹿の事故が起きた事はほとんどありません。夜間は当然ヘッドライトをつけるのですが、日が暮れて当然視界が悪くなります。通常はロービームで走行している車がほとんどですから、せいぜい40m先程度しか見る事ができません。国道で50~60キロ制限で走っていたとしたら、夜間にいきなり鹿が出てきたらまず避けられないのではないでしょうか。自動車学校等で習ったと思いますが、60キロで走行していたらブレーキを踏んでも少なくとも40mは進んでしまいます。これではいきなり飛び出してきた鹿を避ける事はできずに、減速しながらも結局は衝突してしまう事になります。鹿がその持ち前の素早さで避けてくれればよいのですが、飛び出してきた鹿が都合良くよけてくれるわけないし、最悪の場合さらに車に突っ込んできます。気づいたときには既に遅し、が鹿との衝突事故なのです。もちろん、仮にロービームでも時速30~40キロ程度なら十分ブレーキが間に合う事もありますが、そうならないのが富士山周辺の国道なのです。国道の幹線道路ですから制限速度は50キロとしても、瞬間的に5キロや10キロはオーバーしている車もあります。国道で30キロで走る事などありえませんから、必然的にある程度の速度になってしまいます。ですから、夜間の国道でいきなり鹿が飛び出してきたら避けるのは極めて困難となり、それが衝突事故の多さに繋がっているのです。

 

鹿に衝突しないための方策

それでは鹿と衝突しないためにはどうしたら良いかといえば、

  1. なるべく夜間の走行は避ける
  2. 鹿が出るかもしれないと肝に銘じておく
  3. スピードを出さない
  4. できる限りハイビームを使用する

といった事が挙げられます。

富士山周辺には全国から観光客が訪れますから、こうした鹿との衝突事故は馴染みがない方が多いと思います。しかし、周辺道路には必ずといってよいほど鹿出没の道路標識が出ていますので、十分に注意して走行して頂きたいものです。

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